大牟田市石炭産業科学館

石炭産業の歴史を楽しく学べる施設

大牟田市石炭産業科学館は、かつて日本最大規模だった炭鉱の街の歴史とエネルギー産業の歩みを今に伝える学びと発見のミュージアムです。炭鉱の記録だけでなく、子どもから大人まで「エネルギーの大切さ」を実感できる科学体験施設として人気のスポットです。

炭鉱の世界をリアルに感じられる

石炭の誕生を物語る映像コーナーや、石炭をめぐる人と技術の歴史、1秒間に10mの速さで降下するエレベーターに乗って有明海の地下400mの坑内に行き、石炭を運搬する電気機関車、石炭を掘り出す採炭用カッターなど坑内作業の迫力をエキサイティングに体験することができるダイナミックトンネルと呼ばれる模擬坑道など家族で楽しむことが出来ます。

また、常設展示室では小さな子どもでも楽しく学べる工夫が沢山あり「エネルギーと遊ぼう」コーナーでは、石炭や電気、風力などのエネルギーの仕組みを遊びながら体験できます。自転車をこいで電気を作る発電体験や、歯車を回して動力を伝える実験装置など親子で夢中になれる内容が盛りだくさんです。

世界遺産のガイダンス施設

大牟田市石炭産業科学館は、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・造船・石炭産業」のガイダンス施設としても重要な役割を担っています。館内では、宮原坑や万田坑、三池港などの世界遺産構成資産の紹介パネルも展示されており、見学の前に訪れるとより深く理解できます。

大牟田市石炭産業科学館を楽しんだ後は、少し足をのばして周辺観光もおすすめです。たとえば、天然温泉でほっと一息できる川の駅船小屋恋ぼたる（温泉館）なら温泉のほか足湯やレストランもあり日帰りでも充実の癒しスポットです。